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5月, 2021の投稿を表示しています

2021年 東京ヒラタ採集③ 早くもカブトムシ現る!

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 こんにちは👋  5月も終わりが近くなり、安定して気温の高い日が続くようになってきました。いよいよ本格的なシーズンに突入ですね!  今回は 「東京ヒラタ採集③」 です!早くも夏の風物詩の “アイツ” の姿が見られました😁 ・ 5月22日 小平市某所&西東京市某所 最高気温:22度 最低気温:16度  まず小平のポイントへ。前回大物が採れたポイントなので期待して臨みますが、この日は土曜日で、どうやら先に人が入っていたようで草をかき分けた跡があります。  案の定、なかなかクワガタが見つからず😓それでも何とか地上2、5メートルくらいのところに45ミリくらいのヒラタを発見!とりあえずヒラタを見ることができて一安心です。 〈樹液を吸うヒラタクワガタ〉 〈上の写真の♂。45ミリくらい〉  このまま帰るのは悔しいので行く予定がなかった西東京市のポイントへ。しかし、このポイントも先客がいます。途中デカめのコクワを見つけるも、やはりヒラタはなかなか見つかりません。草をかき分け、ほかの人が見逃していそうな根元を重点的に探していきます。やっとの思いで極小サイズのヒラタを見つけました!小さくてもヒラタはヒラタ😄すごい採集圧の中見つけられたのはうれしかったです。この個体はポイントで知り合った、最近採集にはまったという男性2人組にプレゼントしました。とても喜んでいただけたみたいで僕もうれしかったです!これがきっかけでもっとクワカブの沼にはまっていただきたいですね😎 〈デカコクワ〉 〈マメヒラタ。小さくてもヒラタはヒラタ〉 ・5月25日 西東京市某所 最高気温:30度 最低気温:16度  この日は最高気温がついに30度に😲こんな日はもちろん採集に行くしかありません。  ポイントについてビックリ!どの木を見てもコクワガタだらけです!ウロにも木の表面にもいたるところにコクワがついています。ヒラタだ!と思って捲れから出してみても真っ黒なコクワで紛らわしい😅このポイントだけでコクワを50匹は見ました。  そんな中、外灯付近の木の根元に大きめの甲虫が!なんと カブトムシの♀ でした。この時期カブトが見られるのはあまりないのでビックリ!この個体、傷がなくきれいでしたが、かなり弱っていました。 〈まさかのカブト♀〉  このポイントでは木の表面でいいサイズのヒラタ♀を発見することができ、かなり濃い...

2021年 東京ヒラタ採集② 化け物現る!?

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 こんにちは👋  今回は 「東京ヒラタ採集②」 です!この採集では東京都にしてはとんでもないサイズが採れました😁 ・ 5月14日 小平市某所 最高気温:28度 最低気温:15度  この日はバイトが忙しく、めちゃくちゃ疲れていましたが、ここ最近で最も気温が高く、前日雨だったこともあってムシムシしており、こんないいコンディションの中行かないのは採集者の恥だと思い、自分の体に鞭を打って出かけました。  まず1つ目のポイントへ!このポイントではついてすぐに木の根元で今季最大個体となる46ミリのヒラタ♂を発見!幸先の良いスタートにテンションが上がり、続けざまに小さめの♂を発見。 〈46ミリ〉 〈ちびヒラタ〉  捜索を続けていると、ウロの中に大きなお尻が見えます。急いで手に持っていたピンセットで逃げ道をふさぎます。掻き出し棒を何とか腹の下に滑り込ませようとしますが、ウロが狭いうえに形状が複雑で、つかむ力が強かったためなかなかうまくいきません。10分くらい格闘したあと少しクワガタに前に出てもらうため固定していたピンセットを緩めた隙に中へ逃げ込まれてしまいました。めちゃめちゃ悔しかったですが、気を取り直してほかのポイントへ。 〈写真では全く見えませんがこの狭いウロに潜んでいました〉  2つ目のポイントでは根元の樹液を吸っているなかなかのヒラタ♂と♀を発見!このオスは48ミリあり、また今季最大を更新😀(外での写真を撮り忘れました)このペアはお持ち帰りすることにしました。 〈まずまずの♀〉  このポイントでの採集に満足し、帰りがけにダメもとで1つ目のポイントによってみると、さっき逃がした個体が少しだけ手前に出てきてくれていました。今度は掻き出し棒でがっちり逃げ道をふさぎ、再度20分格闘しました。絶対に動くまいとする彼を1歩ずつ手前に誘導していき、最後に勝利したのは僕でした。  手に取ってみて思わず 「デ、デカい!!」 と夜の森で声に出してしまいました。今日見つけたほかの個体よりも一回りデカいヒラタ♂で、思わずガッツポーズ💪その場では63ミリくらいに見えました。 〈化け物現る!〉  手が震えて計測も撮影もできないので急いで帰宅。ノギスを当ててみると60ミリに一歩届かない 59ミリ でした。いわゆる山補正ってやつですね😅それでもこの地域ではめったにお目にかかれないサイズ!...

100均グッズで作る 掻き出し棒の作り方

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  こんにちは!!  最近雨が多く、梅雨の気配を感じます💧雨が降っているとどうしても採集に行けないのですが、梅雨の合間の晴れの日は逆に樹液がバンバン出るし、クワガタたちもかなり活動していて採集チャンスでもあります!  さて、今回は 「100均グッズで作る 掻き出し棒の作り方」 をご紹介します!  この装備を作るまで僕はウロに潜むクワガタを針金とピンセットで採集していました。しかし、針金はすぐ曲がるし、つるつる滑るし、ピンセットはウロの形状によっては全然使い物になりません。  そこで、今までの採集経験から自分が一番使いやすいスタイルの掻き出し棒を自作してみることにしました!とはいってもとても簡単なもので誰でもマネできると思います。ぜひ参考にしてみてください😀 ・ そもそも掻き出し棒ってなに???  「掻き出し棒」なんてアイテム日常ではまず聞くことのないものですよね。掻き出し棒とは 「ウロに潜むクワガタを木を傷つけずに採集ができるアイテム」 です!主に対コクワ、ヒラタ、オオクワetcのようなドルクス属という分類をされるクワガタ用で、これらを狙ううえでの必需品といっても過言ではありません。  ウロに潜むクワガタの踏ん張る力はハンパなく、見つけてもそれをとるのはなかなか難しいです。小枝などでは折れるばかりでなかなかとれません。そんな時、掻き出し棒があればクワガタの体に引っ掛け、比較的楽に採集することができます。  この掻き出し棒、実は既製品も売られています。しかし、なかなかのお値段がしちゃいます。(3000円くらいから10000円近くするものも😱)初心者がこれを買うのはなかなか勇気がいります。これから紹介するものは、ほぼ100均グッズで作れるため、500円前後で作れるうえに機能面もなかなかのものです! ・ 材料  材料はダイソーの「ステンレス魚串 3本入り」、「カラビナ」、「懐中電灯」、「ステンレス針金」、「金切りのこぎり」と家に合った「ペンチ」、「紙やすり」、「テーピング」です。 ・ 作り方   まず、魚串を好みの長さに切断します。今回はダイソーの金切りのこぎりを使って切断しましたが、これがなかなかの重労働💦なれない作業なため、かなり苦戦しました。ご家庭に番線カッターなどがある方はそれを使うと楽に切断できると思います。  次に、ペンチで串を曲げます。これはクワガタ...

2021年 東京ヒラタ採集①

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   こんにちは!  最近は暑い日が続くようになり、そろそろ本格的なクワカブシーズンに入る頃ですね!  本格的なシーズンに入る前に僕も今期の採集をスタートしました!僕の狙いは、ズバリ、 「ヒラタクワガタ」 です。ヒラタクワガタは際立って珍しい種類というわけではありませんが、東京のヒラタクワガタは西日本のものに比べてサイズが伸びにくく、60ミリを超える個体は本当に稀なんです‼  この時期はまだ個体数が少なく、難易度の高いですが、自分の採集スキルが試される面白い採集ができます💪  今回は、最近の僕の採集結果を紹介したいと思います😁  ・ 4月30日 西東京市某所 最高気温:24度 最低気温:15度  この日は今季1発目の採集でした。ここ数年4月の時点でヒラタを採集できていなかったのですが、今年はうちで飼っているクワガタたちの冬眠が覚めるのが早かったので、期待をもって臨みました。  ポイントに到着し、木を見て回るとところどころ樹液が出ているところがあります。しかし、まだあまり発酵しておらず、匂いも弱いため、虫の集まりが悪いです。  それでも一本ずつ丁寧に探してみると頭上2メートルくらいのところに黒い甲虫の姿が見えました。「コクワかなー」と思いつつも、網で落とさないように注意しながら採集してみると、なんとヒラタの♂でした!今季初採集のヒラタにテンションが上がりまくり、夜の森でガッツポーズ😊本当にうれしかったです!サイズは45ミリないくらいでこの地域にしてはまずまずのサイズ。今後、より大物が採れることを信じてこの個体はリリースしました。 〈今季初ヒラタはそこそこのサイズの新成虫でした〉  ヒラタは高いところの木の表面にいることはあまりないのですが、シーズン序盤の個体は全然樹液の出ていない木や針葉樹の木にとまっていたりと、イレギュラーな行動をする個体が多いように感じます。1本1本の木をくまなく探すことがこの時期を制するコツだと思います。 ・ 5月6日 小平市某所 最高気温:24度 最低気温:15度  5月に入って1発目の採集。この日は夜は初めてのポイントに行きました。  この時期、僕が必ずチェックする場所があります。それはクワガタの発生木周辺のチェックです。先ほども書きましたが、発生初期のクワガタはイレギュラーな場所にいることがあります。その特徴を利用す...

初心者必見!! 都内で誰でも簡単にカブトムシをとる方法 ~後編~

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   こんにちは!  前回に引き続き、 「都内で誰でも簡単にカブトムシをとる方法」 今回は 夜の採集編 を紹介します!  この記事さえ見れば今年の夏はカブトムシが取れること間違いなしですよー😁 夜の採集編 ・採集方法  まず、時間帯についてです。カブトムシは基本的に日没後から日の出までの時間活動します。その中でも最も活発に活動するのは19時から22時で、この間はよく飛び回ります。採集に出かけるのはこの時間帯がよいでしょう。また、カブトムシは多少の雨なら問題なく活動しています。  次に実際の手順を紹介します。手順といってもやることはとっても簡単! 下見で見つけておいた樹液の出ている木を回りながら、外灯付近に飛んできている個体を探し、これを何周も繰り返す 、これだけです。逆に、下見をしていないと真っ暗な夜の森で一から樹液の出ている木を探すことになります。また、危険度も上がってしまいます。必ず下見はしておきましょう。 ・捕まえるコツ  カブトムシは、えさ場を求めて本当によく飛び回ります。一周目にいなかった木でも、他を回った後で見てみたら飛んできていることがかなりあります。そのため、 何周も繰り返し回ること が肝心です。  また、カブトムシは意外と飛ぶのが下手なんです😅そのため、外灯めがけて飛んで来た個体が近くの草むらに落ちていたり、周辺の木にとまったりしていることがよくあります。注意深く探してみましょう。 〈飛んできたばかりのカブトムシ〉  カブトムシは同じライトでもどうやらLEDの光は見えていないらしく、ほとんど飛んできません。また、オレンジ色の外灯にも飛んでこないことはないのですが、集まりは悪いです。白い光の街頭にはよく飛んでくるので重点的に探しましょう。自動販売機の光などにも飛んできます。           〈オレンジ色の外灯〉              〈LEDの外灯〉 ・注意点  夜の森は危険がいっぱい!昼に比べ、スズメバチは少ないものの、マムシやムカデなどは活動しています。必ず長袖長ズボンに長めの靴下で採集をしましょう。また、下見でチェックした場所以外にはなるべく入らないようにしましょう。  紹介した採集方法がうまくはまれば、2,30匹取れることも珍しくありません。しかし、家に持ち帰るのは自分の飼育できる数だけにしましょう。カブトムシはとても大食...

初心者必見!! 都内で誰でも簡単にカブトムシをとる方法 ~前編~

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  こんにちは! 今回は 「都内で誰でも簡単にできるカブトムシの採集方法」 を紹介します! 皆さんの中には 「カブトムシってとるの難しいんでしょ?」 とか、 「都内でカブトムシをとるなんて無理!」 と思っている方も多いのではないでしょうか??? しかし、 実際は全くそんなことないんです! 小学生のころからカブトムシを毎年採集しまくっている僕からしてみれば、ペットショップなどで高いお金を払ってカブトムシを買うのは本当のもったいない!最近では店でカブトムシのオスメスペアで買うとなれば800円とかするみたいですね😵簡単に採れるのに… ではなぜカブトムシ採集は難しいというイメージがついてしまっているのでしょうか?僕が思うに、一番のポイントは 「そもそも生息地がわからない」 というところだと思います。生息地がそもそもわからないからスタートラインにすら立てないというのは僕が最もよく耳にする話です。 それもそのはず、昆虫採集上級者であればあるほど自分の通っているポイントをほかの人に教えたがらないんです。理由は簡単、ポイントを教えてしまうと「自分がとれるはずだった虫がほかの人に取られてしまうから」です。また、教えた相手がまた別の人に教えてしまうことが繰り返されると、どんどん広まってしまい、最後にはポイントを荒らす悪質な採集者に知られてしまうかもしれません。採集者にとって自分のポイントを他人に教えることは「自分の家の合鍵を他人に渡す」ようなものなんです😰 しかし、最近ではネットの発達のおかげで都内の都立公園など、本当に有名なポイントは検索すれば簡単にみつけられるようになりました。ネットを駆使すればだれでも簡単に生息地がわかるようになったんです!都内の都立公園ならきちんと整備されていることが多く、小さな子供でも比較的安全に採集することができます。ただし、場所によっては採集禁止となっているところもあるので注意が必要です。 今回は都立公園のような、外灯があり、ある程度整備された場所での採集であることを前提にカブトムシの採集方法を紹介します! ・服装や持ち物について  まず、服装については軍手、長袖長ズボン、長めの靴下を推奨します。いくら整備されているとはいえ、カブトムシが生息しているような場所はマムシなどの危険な生き物も生息している可能性があります。足元の草木から皮膚を守るためにも、暑...

自己紹介&このブログについて

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   初めまして! 僕は都内の大学生をしております、 「カブクワ馬鹿」 と申します。その名の通り小さいころからカブトムシ、クワガタをはじめとする昆虫を愛しており、彼らを採集し、飼育することは僕の生き甲斐であり、自分の人格形成において絶大な影響を受けてきました(大げさではなく)!彼らが僕にくれた体験や出会いは本当に素晴らしいものばかりでそんな彼らに僕は恩返しをしたいと思っています。  そこで、どうしたら彼らに恩返しができるか考えました。今、日本では彼らを取り巻く状況は日に日に悪化しています😢環境汚染による生息地の減少や外来種との交雑による遺伝子汚染などにより、日に日に数を減らしつつあるのです。原因はある程度分かっていても、ただの大学生がこれらを食い止めるには大きすぎる問題ばかりです。ではどうしたらいいんだろう???僕がたどり着いた答えは 「この業界の魅力を多くの人々に知ってもらう」 ということでした。みんながこの業界の良さを知れば、この業界が抱える問題にも焦点があてられると思うんです!具体的には、釣りやキャンプなど、アウトドア系の趣味としてメジャーなものと同じくらいの位置づけくらいまで上げられれば最高です。  現状、カブクワ飼育という趣味に対して抱かれる一般的なイメージは「子供の遊びで大の大人がまじめにやることではない」とか、「汚い、臭い」などといった、どちらかといえばマイナスのイメージを抱いている人が大半だと思います。しかし、 実際は全くそんなことがないんです! 僕の同じ趣味を持つ知り合いは自分よりかなり上の年齢層の方ばかりです。そのような方々は僕のような子供のころからずっと続けているという人もいますが、多くの人は自分の息子が飼っていたカブトムシを飼育していたらハマってしまったとか、子供のころはよく昆虫採集に行っていたが久しぶりに行ったらあまりの面白さにまたハマってしまったとか、大人になってから始める人が大半です。最近は女性のブリーダーの方もいらっしゃいます。また、しっかり管理すれば臭いなどをかなり抑えることもできるんです!その方法は今後紹介できたらと思っています。  このブログでは自分の飼育日記や、初心者がこれさえ見れば不安なく飼育を始められるというような内容を目指して飼育方法などを紹介していきます。自分自身、まだネットの使い方も知らない幼稚園の頃から飼...