100均グッズで作る 掻き出し棒の作り方

  こんにちは!!


 最近雨が多く、梅雨の気配を感じます💧雨が降っているとどうしても採集に行けないのですが、梅雨の合間の晴れの日は逆に樹液がバンバン出るし、クワガタたちもかなり活動していて採集チャンスでもあります!


 さて、今回は「100均グッズで作る 掻き出し棒の作り方」をご紹介します!


 この装備を作るまで僕はウロに潜むクワガタを針金とピンセットで採集していました。しかし、針金はすぐ曲がるし、つるつる滑るし、ピンセットはウロの形状によっては全然使い物になりません。


 そこで、今までの採集経験から自分が一番使いやすいスタイルの掻き出し棒を自作してみることにしました!とはいってもとても簡単なもので誰でもマネできると思います。ぜひ参考にしてみてください😀


そもそも掻き出し棒ってなに???

 「掻き出し棒」なんてアイテム日常ではまず聞くことのないものですよね。掻き出し棒とは「ウロに潜むクワガタを木を傷つけずに採集ができるアイテム」です!主に対コクワ、ヒラタ、オオクワetcのようなドルクス属という分類をされるクワガタ用で、これらを狙ううえでの必需品といっても過言ではありません。

 ウロに潜むクワガタの踏ん張る力はハンパなく、見つけてもそれをとるのはなかなか難しいです。小枝などでは折れるばかりでなかなかとれません。そんな時、掻き出し棒があればクワガタの体に引っ掛け、比較的楽に採集することができます。

 この掻き出し棒、実は既製品も売られています。しかし、なかなかのお値段がしちゃいます。(3000円くらいから10000円近くするものも😱)初心者がこれを買うのはなかなか勇気がいります。これから紹介するものは、ほぼ100均グッズで作れるため、500円前後で作れるうえに機能面もなかなかのものです!


材料

 材料はダイソーの「ステンレス魚串 3本入り」、「カラビナ」、「懐中電灯」、「ステンレス針金」、「金切りのこぎり」と家に合った「ペンチ」、「紙やすり」、「テーピング」です。




作り方

 まず、魚串を好みの長さに切断します。今回はダイソーの金切りのこぎりを使って切断しましたが、これがなかなかの重労働💦なれない作業なため、かなり苦戦しました。ご家庭に番線カッターなどがある方はそれを使うと楽に切断できると思います。



 次に、ペンチで串を曲げます。これはクワガタに引っ掛ける部分を作るためです。大体1ミリ~1.5ミリくらいのところで曲げるとちょうどよくなります。切断面はクワガタが傷つかないよう紙やすりで角を削っておきましょう。


 ここで僕は今回一番長い棒に小型のライトをつけてみることにしました。理由は、採集時に懐中電灯を持つ必要がなくなり、2本掻き出し棒を使えるようになるから、懐中電灯単体ではピンポイントで照らしたいところに当てるのが難しいからです。

 取り付け方は、まずつけたい部分にセロハンテープなどで仮止めをします。そのあと針金をライトと棒に巻き付け固定します。最後にテーピングを巻いたら完成です。針金のみまたはテーピングのみの固定だと不安定だったので兼用することをお勧めします。

〈まずテープで仮止め〉

〈針金で固定して〉

〈テーピングで補強〉


 また、これまでの採集で細くてつるつる滑るのが不便だなーと感じていたので持ち手にテーピングを巻き付けて滑り止めとしました。


 最後に、暗い中でもワンタッチで棒を取り出せるよう、色違いのカラビナを取り付けました。ダイソーの魚串にはもともと穴が開いていてちょうどカラビナを取り付けることができました。




 これで完成です!


 ズボンのベルト部分にぶら下げてみるとなかなかよさげです。



 これを実際に使ってみた感想としては、滑り止めを付けたこととライトを取り付けたことでかなり採集がしやすくなりました😁


 今後も自分なりの工夫をしたアイテムを作っていこうと思います!皆さんの自作アイテムもコメントで教えてもらえると嬉しいです。



 



 


 





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